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🍽食事ワンポイントアドバイス~血糖値の乱降下を防ぐ食べ方のポイント~
12月になりましたね。
こんにちは!フラコラ管理栄養士の菊地です。
今日は、疲れにくい身体づくりにおすすめしたい、糖質の摂り方で気を付けるポイントをご紹介します。
皆さんが疲れたと感じるのはたくさん動いた後、だと思いますが、その状態がいわゆるエネルギー不足ですが、血液中のエネルギー源の糖質が不足している状態です。
本当に身体をしっかり使った後はこのような低血糖になるんですが、たいして動いてもいないのに、低血糖になる事があります。
それが糖質を一気に吸収してしまった後です。
つまりどういう事かというと、おなかが空いた時に、砂糖を使った甘い物や、甘くなくても、ごはんやパン、麺などを食べた時、身体はやっと身体に入ってきた糖質を一気に吸収します。
そうすると、血糖値が一気に上がるので、それを下げようとする働きが身体の中で起こり、結果的に一気に血糖値を下がります。
この血糖値の乱高下、急激なアップダウンが、まるですごく運動した後のように疲労感を与えるんです。
ですので、この状況を防ぐ為には、まず糖質の多いものを控えるという方法がてっとり早いですが、普段の食事は変えたくない、という方は、たべる順番だけ気を付けてください。
よくベジファーストという言葉を聞きますが、実は野菜に限らず、糖質以外の物を一緒に食べるだけで大丈夫です。お肉のようなタンパク質でも、マヨネーズのような油でも良いので、何か糖質の多い、ご飯やパンなどを食べる時は、それ以外のものを食べてから、糖質の多い物を食べるようにしましょう。
そうする事で、野菜の食物繊維や、たんぱく質、脂質が糖の吸収を邪魔するので、吸収がされにくくなります。
または、ご飯やパンを単体で食べるよりは、チャーハンや炊き込みご飯、サンドイッチなど具材の入っているもので頂いた方が血糖値は上がりにくいと言われています。
極端に言えば、ご飯にマヨネーズをかける、パンにバターを塗るというだけでも、そのまま食べるよいりは糖質の吸収を抑えてくれる効果はある事がわかっています。
これはあくまでも糖の吸収という部分だけを考えたらのお話なので、ご飯にマヨネーズをかけた方が痩せるという事ではないのでご注意くださいませ。
食べ方をちょっと工夫して、血糖値の乱高下を防ぎ、疲れにくい身体づくりを目指しましょう。
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